安定した職業というイメージのある会計士ですが、未経験でなるのは難しそうですよね。では、社会人になってから未経験で目指すには、どのようなメリットとデメリットが存在するのでしょうか?見ていきましょう。
公認会計士・監査審査会の公式サイト(※)によれば、公認会計士試験の合格者の中で会社員の構成比は3.6~8.9%の間で推移しているようです。つまり、社会人になってからチャレンジする人も一定数いる、ということ。
今から目指すのは無謀なのでは?と考えている方も、仲間がいると分かれば心強いと感じるのではないでしょうか。また、求人を見ても「未経験者歓迎」の条件を出しているところは少なくないため、就職先に特別困るといった印象もありません。
参照元:公認会計士・監査審査会ウェブサイト 「過去の試験結果等」(https://www.fsa.go.jp/cpaaob/kouninkaikeishi-shiken/kakoshiken.html)
会計士と言えば監査法人に就職するもの、と考えている方もいるかもしれませんが、実は一般企業や会計事務所、コンサルティングファームなど選択肢はさまざま。未経験からでもキャリアやスキルを積み重ねれば、より条件の良い会社に転職したり、独立したりできる可能性もあります。
特に事業会社と監査法人は風土も勤務条件も変わってくるので、自分と相性の良い職場と出逢うべく、さらに視野を広げられるきっかけにもなるでしょう。
転職エージェントを使ったキャリアチェンジは、複数のサービスを同時に使うのが一般的ですが、「資格の活かし方に着目してエージェント会社を選ぶ」ことが鍵を握っています。
あなたがキャリアアップ志向でも、ワークライフバランス重視の安定志向でも、資格の活かし方に着目することは同じ。このサイトのトップページでは、あなたが理想の働き方を実現できる「転職エージェント活用法」をご紹介しています。
未経験でも就職できる求人が多いからといって、安心はできません。なぜならば、やはり会計士も「年齢を重ねるほど、ビギナーのハードルは上がる」傾向があるから。現在まだ試験に受かっていない方は、専門学校やスクールなどを利用し、出来る限り短期間で合格できる方法を考えましょう。
「いったん社会人になってから、なぜ決して簡単なわけではない会計士を志したのか?」…これは、監査法人であっても一般企業であっても気にされるポイントだと言えます。そのため、面接の際に相手を納得させられる志望動機をしっかりシミュレーションしておきましょう。
特に上記のようなポイントが試されると思われますので、自分なりの答えを熟考してみてください。また、自信がない方は「転職エージェント」を頼るのもおすすめ。プロのサポートを受けられるだけでなく、経験者となる先輩たちの事例等も参考になるはずです。
転職を考えているものの、「今が本当に動くべきタイミングなのか」と悩んでいませんか?専門性の高いポジションだからこそ、条件の良い求人を見つけたり、年収や待遇面の交渉が不安になることもあるでしょう。今回は、そんなあなたの転職をサポートするため、会計士向けの転職エージェントおすすめ3選をご紹介します。
会計・税務に特化した豊富な知識と実績により、転職者が満足する転職を支援。監査法人、会計事務所など転職先に応じて資格・経験・年齢にあった長期的なキャリアプランを提案します。
※2025年2月13日調査時点
キャリアカウンセリングから履歴書・職務経歴書の作成、面接対策まで支援。本人の転職希望を踏まえ本音のアドバイスで適切なキャリア選択をサポートします。
大手監査法人や外資系企業とのネットワークを活かし、幅広い転職先を提供。一般には出回らない希少な求人にもアクセスできます。
キャリアアドバイザーが個別にアピールポイントを掘り下げ、キャリアアップしたい転職先に評価されやすいようフォロー。「これからやりたいこと」と「そのための努力」を志望動機を絡める面接対策をサポート。
IT業界でのERP支援や不動産での財務管理など、業種や業界を問わない求人情報を提供。各業界の動向や転職ノウハウが豊富。
30万件以上もの多数の非公開求人を保有。非公開求人はポジションや求められるスキルが明確。職務経験や資格を踏まえた新たな可能性を見つけられる転職をサポートします。
【選定条件】
2023年12月12日時点、Google検索「会計士 転職エージェント」で表示された全てのページを調査し、転職エージェントのうち公式HPで得意領域に「会計士」が含まれている9社の中から以下の条件にて選定。
・レックスアドバイザーズ:選定したエージェントのうち、会計士資格が必須の求人数が最も多い
・MS-Japan:選定したエージェントのうち、管理部門全体の求人数が最も多い
・リクルートエージェント:選定したエージェントのうち、全体の求人数が最も多い