ベンチャーやスタートアップのCFO(最高財務責任者)への転職を検討している方に向け、CFOの仕事内容や転職を成功させるために必要な経験・スキル、そしておすすめの転職方法を解説します。「ベンチャー CFOになるにはどうすればよいか」という疑問にお答えし、理想のキャリアを実現するための道筋を示します。
結論として、CFOは企業における財務的施策の最終的な意思決定権者であり、経営者の右腕として会社のために何でもこなす姿勢が求められます。
創業期においては、事業を軌道に乗せるための「資金調達(金融機関からの融資や投資家からの出資)」が最も重要なミッションとなります。企業が成長フェーズに入ると、事業の拡大を支える「財務計画の立案・実行」へと役割がシフトします。
さらに、IPO(新規株式公開)を見据える段階になれば、社内の管理体制を整える「内部統制」など、企業成長に不可欠なお金回りの業務全般を広く深く担うことになります。
CFOの役割は非常に多岐にわたるため、前職での十分な実務経験が不可欠です。ベンチャーCFOへの転職において、具体的に有利に働くのは以下の4つのキャリアです。
なかでも、公認会計士は企業財務に関する極めて深い知見を有しているため、外部からCFOとして招へいされるケースが非常に多く見られます。正確な数字の把握とリスク管理の能力は、ベンチャー企業にとって喉から手が出るほど欲しいスキルだからです。
CFOとして高いパフォーマンスを発揮するためには、単なる知識にとどまらない実践的な能力が必須となります。具体的には以下の3つのスキルが求められます。
1つ目は、複雑化する資金調達手法に対応し、的確な判断を下すための財務、会計分野の専門知識です。2つ目は、複数部署にまたがる利害関係者をまとめ上げ、組織を牽引するマネジメントスキルです。
そして3つ目が、現場を把握し現状を分析する力です。現場で起きている課題を数字として可視化し、それを説得力のある事業計画や資金調達のプレゼンテーションに活かす力が、CFOには強く求められます。
ベンチャー企業のCFOへ転職する手段は、主に「リファラル採用(知人からの紹介)」と「転職エージェント経由」の2つに大別されます。経営者が直接信頼できる知人に声をかけるリファラル採用の確率が高い傾向にありますが、誰にでもその機会があるわけではありません。
一般に公開されるCFOの求人は極めて少ないため、自力でポジションを勝ち取るのは困難です。そこで重要になるのが、専門職やハイクラス人材の支援に特化した会計士 転職エージェントの活用です。
専門のエージェントを利用することで、非公開求人へのアクセスが可能になるだけでなく、企業のフェーズや経営陣との相性を見極めた質の高いマッチングが期待できます。
ベンチャー企業のCFOは、会社の命運を握る非常に重要なポジションであり、採用ハードルは決して低くありません。しかし、自身の経験を棚卸しした入念なリサーチと、専門の転職エージェントの活用によって、必ず道を切り開くことができます。
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